人体構造学
科目・科目群 | 看護学科専門科目・専門支持科目 | |||||
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科目名 | 人体構造学 | |||||
授業形態 | 演習 | 単位数 | 1単位 | 選択・必修 | 必修 | |
配当年次 | 1年次 | 学期 | 前期 | 合計コマ数 | 15コマ | |
コース選択 | 該当なし | 他学科開講科目 | 該当なし | |||
科目責任者(学内連絡教員) | 神成 一哉 | 学内連絡教員 | 看護学科:市川、小林、沼田 | |||
科目担当者 | 神成 一哉,李 相潤 | |||||
身につける力 | 専門的知識に根差した実践力 | |||||
学習キーワード | 専門的知識,専門的技術,問題解決力 |
1.科目のねらい・目標
人体の構造についての知識は今後4年間学習するすべての内容の基礎となり,看護師として必須のものである。本演習では,正常な人体構造についての基本的な知識を習得するとともに,人体構造と各種疾病との関わりについても理解できるようになることを目指す。
2.授業計画・内容・方法・準備学習等
1.授業計画・内容
人体の構造を下記のように系統別に学習していく
1)総論,呼吸器系
2)循環器系1(心臓)
3)循環器系2(血管,リンパ,血液)
4)腎・泌尿器系
5)消化器系1(消化管)
6)消化器系2(肝胆膵)
7)神経系1(中枢神経)
8)神経系2(末梢神経)
9)神経系3(脳神経,自律神経)
10)筋系
11)骨系
12)感覚器系
13)内分泌系
14)生殖器系
15)発生学,組織学
2.方法
基本的にはパワーポイントによるスライドで人体構造を図示しながら講義を進める。一部の構造(心臓,脳など)については精密な人体模型を使いながら説明する。
3.準備学習
基本的な生物の知識があることを前提にして講義を進めますので,それが不十分である場合は,たとえば高校の生物の教科書を読むなどして,予習をしておいてください。復習に際しては,人体機能学の関連領域と一緒に学習するとより効果的です。
3.教科書
藤田恒夫著:「入門人体解剖学(改訂第5版)」,南江堂,2012.ISBN 978-4524242375
4.参考書
佐藤達夫監修:「新版からだの地図帳」,講談社,2013.ISBN 978-4062610254
酒井健雄著:「集中講義解剖学」,メジカルビュー社,2012.ISBN 978-4758300889
5.成績評価方法
期末試験(70%),毎回講義の最後に行う小テスト(20%),講義への参加態度(10%)
6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)
毎回講義時間の最後に小テストを行います。この成績も評価の対象にしますが,それだけでなく,自分の知識や理解の程度を確認し復習する機会として小テストを活用してください。
7.備考(学生へのメッセージ、購入が必要な物品等)
人体の構造と機能は密接に関係しています。したがって,人体構造学(解剖学)を学ぶことは人体機能学(生理学)を学ぶための基盤であり,さらには看護領域のすべての学習の基盤となることを心に銘じておいてください。