バイオエシックス
科目・科目群 | 看護学科専門科目・看護支持科目 | |||||
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科目名 | バイオエシックス | |||||
授業形態 | 講義 | 単位数 | 1単位 | 選択・必修 | 選択 | |
配当年次 | 1年次 | 学期 | 前期 | 合計コマ数 | 8コマ | |
コース選択 | 該当なし | 他学科開講科目 | 該当なし | |||
科目責任者(学内連絡教員) | 日笠 晴香(清水 健史) | 学内連絡教員 | 清水 健史 | |||
科目担当者 | 日笠 晴香(非常勤講師) | |||||
身につける力 | 自らを高める力 | |||||
学習キーワード | 教養、倫理的態度、クリティカル・シンキング |
1.科目のねらい・目標
ひとの生と医療に関する現代の諸問題を把握し、生命倫理学の基礎的理論を理解することで、倫理的に考えて議論する力を身に着ける。
2.授業計画・内容・方法・準備学習等
1.授業計画・内容
第1回 バイオエシックスの成立背景と4つの原則:生命倫理学とは何かを理解し、生死に関する諸問題を把握する
第2回 インフォームド・コンセントと意思決定モデル:インフォームド・コンセントの理念と意味を理解し、適切な意思決定のあり方を考える
第3回 脳死と臓器移植:移植医療とひとの死について検討する
第4回 生殖に関する医療:ひとの生のはじまりに関する議論を理解し、人工妊娠中絶・生殖補助技術と代理母出産について考える
第5回 安楽死と尊厳死:安楽死の基本的区分を理解し、「死ぬ権利」について考える
第6回 ホスピスケア:ホスピスケアとは何かを理解し、尊厳ある生を考える
第7回 最期の意思決定:エンドオブライフケアと意思決定のあり方を検討する
第8回 バイオエシックスの課題と展望:バイオエシックスの問題と可能性を考える
2.方法
バイオエシックスに関する基礎的な知識を身に着けられるように、この学問が扱う現代の諸問題や、重要な原則と概念についての講義を行う。さらに、講義内容と深く関連する具体的事例などについてグループ・ディスカッションを行い、その後、全体討論をすることで、実際に問題を倫理的に考え話し合う。
3.準備学習
現代社会の中で、ひとの生と医療に関してどのような倫理的問題が指摘されているかを日常的に情報収集し、それについて考えておくこと。
3.教科書
指定しない。授業時に適宜資料を配布する。
4.参考書
岡部健、竹之内裕文編:「どう生き どう死ぬか」、弓箭書院、2009年.ISBN978-900354906
そのほか、授業時に適宜紹介する。
5.成績評価方法
期末レポート(80%)、授業への参加態度(20%)
6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)
授業外でも自主的な学習が可能となるよう、参考となる書籍などを授業中に紹介します。
7.備考(学生へのメッセージ、購入が必要な物品等)
日常的に私たちのいのちと医療にかかわる問題を主体的に考えるようにしてください。授業時には、特に、グループ・ディスカッションに積極的に取り組んでください。