救急医学概論
科目・科目群 | 看護学科専門科目・専門支持科目/理学療法学科共・専門支持科目 | |||||
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科目名 | 救急医学概論 | |||||
授業形態 | 講義 | 単位数 | 1単位 | 選択・必修 | 選択 | |
配当年次 | 2年次 | 学期 | 後期 | 合計コマ数 | 8コマ | |
コース選択 | 該当なし | 他学科開講科目 | 該当なし | |||
科目責任者(学内連絡教員) | 鳴井 ひろみ | 学内連絡教員 | 鳴井 ひろみ | |||
科目担当者 | 花田 裕之 | |||||
身につける力 | 該当なし | |||||
学習キーワード | 該当なし |
1.科目のねらい・目標
1.救急医療の特徴を理解し、対象となる患者および家族に対し、予測性をもった病態アセスメントができる。
2.災害医療の特徴を理解し、専門職としてすべきことが明確にできる。
2.授業計画・内容・方法・準備学習等
1.授業計画・内容
第1回 救急医療とは何か-我が国の救急医療体制とその実際-
第2回 救命の連鎖-救える命を確実に救う-
第3・4回 救急初期診療の実際①-呼吸器系・循環器系ほか-
第5回 救急初期診療の実際②-意識障害-
第6回 救急初期診療の実際③-外傷初期診療、熱傷、急性中毒ほか-
第7回 プレホスピタルでの救急医療-空飛ぶ緊急救命室・ドクターヘリー
第8回 災害医療-DMAT活動・被ばく医療の実際-
2.方法
主に救命救急センターで遭遇する機会の多い、緊急を要する病態をもとに必要な基本的対応について講義を行う。講義は、救命救急センターに勤務する医師が担当し、実際の臨床場面における活動について話題提供してもらい、地域における救急・災害医療の課題や多職種との協働について理解を深める内容としている。
3.準備学習
人体構造学や人体機能学の知識が必要となるため、授業で使用した教科書等を見直すこと。
3.教科書
山勢博彰:「系統看護学講座 別巻 救急看護学」、医学書院、2013.ISBN978-4-260-01582-0
4.参考書
5.成績評価方法
筆記試験
6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)
救急医療を取り巻く現状は年々変化を遂げており、その変化についてタイムリーな話題を提供するようにしている。また、初めて救急医療について触れる機会でもあるため、動画や画像を多用し、学生がイメージしやすいように工夫している。