解剖学総合実習
科目・科目群 | 理学療法学科専門科目・専門支持科目 | |||||
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科目名 | 解剖学総合実習 | |||||
授業形態 | 実習 | 単位数 | 1単位 | 選択・必修 | 必修 | |
配当年次 | 2年次 | 学期 | 前期 | 合計コマ数 | 22.5コマ | |
コース選択 | 該当なし | 他学科開講科目 | 該当なし | |||
科目責任者(学内連絡教員) | 鈴木 孝夫 | 学内連絡教員 | 鈴木 孝夫 | |||
科目担当者 | 鈴木 孝夫、岩月 宏泰、李 相潤、橋本 淳一、長門 五城、福島 真人、新岡 大和、木村 文佳 | |||||
身につける力 | 専門的知識に根差した実践力、自らを高める力 |
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学習キーワード | 専門的知識、倫理的態度、主体的学習力 |
1.科目のねらい・目標
解剖学講義で得た知識を整理し、再確認と系統化を行うとともに、系統間の相互作用について実技と観察を通してより深く理解する。主として中枢神経系と内臓系について、人体標本や模型の観察と組織標本の観察(ミクロの機能)を並行して行い、医療人として必要な人体構造の基礎知識を習得する。
2.授業計画・内容・方法・準備学習等
1.授業計画・内容
1 神経系1: 脳の概観(腹側面、脳へ分布する動脈、脳神経など)の観察とスケッチ
2 神経系2: 大脳半球の概観(回と溝、機能局在など)の観察とスケッチ
組織学各論3:大脳皮質と髄質の横断面のスケッチ
3 神経系3: 大脳水平・前頭断面(基底核、髄質の有髄線維など)の観察とスケッチ
組織学各論4:大脳基底核横断面のスケッチ
4 神経系4: 間脳、中脳、後脳(橋と小脳)の観察とスケッチ
組織学各論5:小脳横断面のスケッチ
5 神経系5: 延髄と脊髄(前根と後根、脊髄断面)の観察とスケッチ
組織学各論6:脊髄横断面のスケッチ
6 神経系6: 反射路、主要伝導路の標本での同定と理解
7 神経系7: 中枢神経系観察の総復習
8 神経系8: 中枢神経系標本同定試験と解説
9 内臓系1: 循環器系(心臓、動・静脈)の観察とスケッチ
組織学各論7:心筋横断面、血球のスケッチ
10 内臓系2: 消化器系 消化管と消化腺の観察とスケッチ
組織学各論8:消化管壁(胃、小腸)、肝臓、膵臓断面のスケッチ
11 内臓系3: 呼吸器系(喉頭、気管、肺)の観察とスケッチ
組織学各論9:肺、気管軟骨断面のスケッチ
12 内臓系4: 泌尿器系、男・女性生殖器系の観察とスケッチ
組織学各論10:腎臓断面、子宮、精巣、卵巣断面のスケッチ
13 内臓系5: 感覚器系、内分泌器系(位置と外観)の観察とスケッチ
組織学各論11:甲状腺、副腎、胸腺断面のスケッチ
14 内臓系6: 内臓系観察の総復習
組織学各論12:皮膚横断面のスケッチ
15 内臓系7: 内臓系標本同定試験と解説
2. 方法
教科書に沿って作成した骨学、上肢及び下肢に関する実習資料を配布し、実物写真や理解しやすいカラーアトラスで解説しながら進める。
3. 事前準備
教科書などで、実習資料の表や( )内を予習する(埋める)と理解が深まる。
3.教科書
藤田恒太郎:「人体解剖学」南江堂(978-4-524-22246-9) (1年次前期購入済み)
佐藤達夫訳:「人体解剖カラーアトラス」南江堂(978-4-524-25342-5) (1年次前期購入済み)
相磯貞和訳:「人体組織図譜」南江堂(978-4-524-22004-1)(1年次後期購入済み)
4.参考書
井上貴央監訳:「カラー人体解剖学 構造と機能:ミクロからマクロまで」西村書店(4-89013-305-4)
森 於菟他:「解剖学(1)(2)(3)」金原出版(4-307-00341-1、-00342-X、-00343-8)
越智淳三訳:「解剖学アトラス」文光堂(4-8306-0015-2)
5.成績評価方法
中枢神経系標本同定試験(25%)、内臓系標本同定試験(25%)、スケッチ等の実習状況(5%)、期末筆記試験(45%)による総合評価
6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)
各評価項目について全体平均より高い評価を得ているが、さらに授業内容を検討してこれまで以上に学生に即した授業内容としたい。
7.備考(学生へのメッセージ、購入が必要な物品等)
白衣は必需です。