神経障害理学療法学実習
科目・科目群 | 理学療法学科専門科目・基幹科目 | |||||
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科目名 | 神経障害理学療法学実習 | |||||
授業形態 | 実習 | 単位数 | 1単位 | 選択・必修 | 必修 | |
配当年次 | 2年次 | 学期 | 後期 | 合計コマ数 | 22コマ | |
コース選択 | 該当なし | 他学科開講科目 | 該当なし | |||
科目責任者(学内連絡教員) | 川口徹 | 学内連絡教員 | 川口徹 | |||
科目担当者 | 川口 徹、勘林秀行、藤田智香子、橋本淳一、新岡大和、木村文佳、 | |||||
身につける力 | 専門的知識に根差した実践力 | |||||
学習キーワード | 専門的知識,専門的技術,キャリア形成 |
1.科目のねらい・目標
成人中枢神経疾患に対する運動療法の理論と実際について,実習をとおして理解する。
中枢神経系機能の異常がもたらす運動障害について,その運動機能回復の促進の基礎理論とその応用について,実習をとおして理解する。
2.授業計画・内容・方法・準備学習等
1.授業計画・内容
第1・2回
パーキンソン病および関連・周辺疾患、小脳障害への検査の実際、治療の実際
第3・4回
高次脳機能・神経心理学的検査の実際
第5・6回
脳卒中の運動機能評価、片麻痺機能検査など
第7・8回
片麻痺の動作分析の実際
第9・10回
脳卒中片麻痺の評価の流れ、問題点抽出、方針・目標設定
第11・12回
脳卒中治療学の基本-ポジショニング、ベッドサイドから座位、立位、歩行
第13・14回
脳卒中治療学の応用、立位歩行、早期装具療法ばど
第15・16回
シミュレーションⅠ
第17・18回
シミュレーションⅡ
第19・20回
シミュレーションⅢ
第21・22回
総復習・テスト
2.方法
・神経障害理学療法を理解するため講義で習得した知識をもとに実習を実施する。
3.準備学習
・各回の授業は,前回までの授業内容をもとに実施する。したがって,前回までの授業内容を整理し理解するようにすること。
3.教科書
原 寛美, 他 (編). 脳卒中理学療法の理論と技術 改定第2版. メジカルビュー. 2016. (ISBN: 9784758317061)
4.参考書
・田崎義昭. ベッドサイドの神経の診かた. 南山堂. 2016. (ISBN: 9784525247980)
・石川 朗 (編). 理学療法テキスト神経障害理学療法学Ⅰ. 中山書店. 2011. (ISBN: 9784521732312)
・石川 朗 (編). 理学療法テキスト神経障害理学療法学Ⅱ. 中山書店. 2011. (ISBN: 9784521732329)
・福井圀彦, 他 (編). 脳卒中最前線 第4版. 医歯薬出版. 2014. (ISBN: 9784263213360)
5.成績評価方法
期末実技試験(80%)、授業への参加度(20%)
6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)
昨年度の授業はおおむね好評であったものの,授業前後の自主的な学習が不十分な学生が見受けられた。したがって,今年度の授業においては,授業や課題の内容を改善・工夫することにより,受講者の自主的な学習を促進するよう努める。
7.備考(学生へのメッセージ、購入が必要な物品等)
3年前期の「臨床評価実習」および3年後期から始まる「総合臨床実習」を念頭において臨むこと。
ジャージ・Tシャツなど動きやすい服装にすること。