理学療法研究方法論
科目・科目群 | 理学療法学科専門科目・展開科目 | |||||
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科目名 | 理学療法研究方法論 | |||||
授業形態 | 演習 | 単位数 | 1単位 | 選択・必修 | 必修 | |
配当年次 | 2年 | 学期 | 後期 | 合計コマ数 | 15コマ | |
コース選択 | 該当なし | 他学科開講科目 | 該当なし | |||
科目責任者(学内連絡教員) | 佐藤 秀一 | 学内連絡教員 | 佐藤 秀一 | |||
科目担当者 | 佐藤 秀一、漆畑 俊哉 | |||||
身につける力 | 専門的知識に根差した実践力 | |||||
学習キーワード | 専門的知識、専門的技術 |
1.科目のねらい・目標
理学療法領域の研究は、科学的根拠を基盤とする基礎から応用、さらに実用技術開発まで多岐に渡っている。理学療法研究方法論では、研究に対する論理的な着想と思考をはじめ、研究デザイン・文献検索と抄読・成果発表の方法・技術を教授する.また、数名のグループで行う情報処理作業を通して一連の研究過程の理解を深め、卒業論文および将来の基礎・臨床研究に必要な研究遂行能力を育成する。
2.授業計画・内容・方法・準備学習等
(調査系の研究) 第1回 オリエンテーション
調査研究の計画と方法
第2回 質問紙の作成方法
第3回 調査研究における集計と分析の実際1 第4回 調査研究における集計と分析の実際2
(実験系の研究:漆畑)
第5回 研究デザインの作成1(対象と方法) 第6回 研究デザインの作成2(分析と解析)
第7回 分析と解析の手法1
第8回 分析と解析の手法2
(研究の技法:佐藤)
第9回 理学療法における研究領域
第10回 文献検索および論文の読み方
第11回 信頼性と妥当性.因果関係,交絡因子,バイアス等の留意点
第12回 感性評価 第13回 研究成果の発信,すなわち論文執筆
第14回 プレゼンテーションの方法
第15回 まとめ
3.教科書
必要に応じて資料を配布する。
4.参考書
バイオサイエンスの統計学-正しく活用するための実践理論(市原清志著、南江堂)、1990年.(ISBN:4524220364)
5.成績評価方法
筆記試験(90%)、授業への参加度(10%)
6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)
講義内容と研究事例をマッチングさせて実践的な研究遂行能力を育成する。
7.備考(学生へのメッセージ、購入が必要な物品等)
パソコンの基本操作およびソフトウエア(ワード・エクセル・パワーポイント)の使用