生活活動分析学実習
科目・科目群 | 理学療法学科専門科目・基幹科目 | |||||
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科目名 | 生活活動分析学実習 | |||||
授業形態 | 実習 | 単位数 | 1単位 | 選択・必修 | 必修 | |
配当年次 | 3年次 | 学期 | 前期 | 合計コマ数 | 22コマ | |
コース選択 | 該当なし | 他学科開講科目 | 該当なし | |||
科目責任者(学内連絡教員) | 藤田 智香子 | 学内連絡教員 | 藤田 智香子 | |||
科目担当者 | 藤田 智香子,橋本 淳一,長門 五城,新岡 大和 | |||||
身につける力 | 該当なし | |||||
学習キーワード | 該当なし |
1.科目のねらい・目標
1)日常生活活動の各動作について評価と支援方法を修得する。
2)人的・物理的な環境調整も併せて疾患や障害の特性に応じた支援内容の理解を深める。
2.授業計画・内容・方法・準備学習等
(1)授業計画・内容
第 1回 動作分析:起き上がり・立ち上がり、歩行
第 2回 介助方法と日常生活指導:起居動作-寝返り、起き上がり、立ち上がり *新岡担当
第 3回 介助方法と日常生活指導:移乗動作-車いす~ベッド、車いす~床 *新岡担当
第 4回 疾患・障害別の日常生活指導:変形性関節症・腰痛 *橋本担当
第 5回 介助方法と日常生活指導:車いすの種類・採計・駆動など *長門担当
第 6回 介助方法と日常生活指導:移動動作-杖歩行 *橋本担当
第 7回 疾患・障害別の日常生活指導:高次脳機能障害
第 8回 介助方法と日常生活指導:更衣動作
第 9回 介助方法と日常生活指導:入浴・整容動作
第10回 介助方法と日常生活指導:排泄動作
第11回 疾患・障害別の日常生活指導:関節リウマチ *長門担当
第12回 疾患・障害別の日常生活指導:神経筋疾患・難病 *長門担当
第13回 生活関連動作:車いすでの屋内外移動(自走・介助)
第14回 疾患・障害別の日常生活指導:脊髄損傷 *長門担当
第15回 症例検討
*第1~14回は各1.5コマ、15回のみ1コマ
(2)方法
日常生活活動に関する評価と具体的支援について、既習の生活活動分析学や運動器理学療法学・中枢神経障害理学療法学などの知識をもとに実習を行う。実習ではロールプレイ(患者役・理学療法士役)からの学び、実際の福祉用具の利用やグループ・ディスカッションでの意見交換からの幅広い学びを交えて行う。
(3)準備学習
既習の生活活動分析学や運動器理学療法学・中枢神経障害理学療法学などをもとに実習を行うので、復習して授業に臨むこと。
3.教科書
必要な資料等はその都度配布
4.参考書
・齋藤宏・矢谷令子他:姿勢と動作 第3版、メチ゛カルフレント゛社、2010.ISBN4839209189(2年次後期購入済)
・細田多穂:シンプル理学療法シリーズ;日常生活活動学テキスト.南江堂、2015.ISBN978-4524266098(2年次後期購入済)
・奈良勲監修・鶴見隆正・隆島研吾編集:日常生活活動学・生活環境学(標準理学療法学専門分野)第5版.医学書院、2017.ISBN9784260032568
・河村廣幸・小柳磨毅他:ここがポイント!整形外科疾患の理学療法.金原出版、2006.ISBN978-4307251334(2年次前期購入済)
・木村哲彦:新 安全な動作介助のてびき(第3版)、医歯薬出版、2016.ISBN978-4263217313
・齋藤宏・矢谷令子他:姿勢と動作 ADLその基礎から応用、メチ゛カルフレント゛社、2010.ISBN4839209189
・伊藤利之・鎌倉矩子:ADLとその周辺 評価・指導・介護の実際(第3版)、医学書院、2015.
ISBN978-4260022040
・細江さよ子:ベッドサイドからはじめるやさしい介助技術.金原出版、2007.ISBN978-4307701877
06.ISBN4830643323
・岩崎洋:脊髄損傷理学療法マニュアル.文光堂、2015.ISBN978-4830645143
・田中宏太佳・園田茂:動画で学ぶ脊髄損傷のリハビリテーション.医学書院、2010.ISBN978-4260007788
・臨床歩行分析研究会:歩行分析トレーニングブック.金原出版、2010.ISBN978-430725144
・全国PT・OT学校養成施設連絡協議会理学療法部会九州ブロック会:日常生活活動(ADL)第2版、神陵文庫、2008.ISBN978-49158114211
5.成績評価方法
リポート(60%),実技試験(40%)による総合評価
6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)
事前準備を十分に整え,より円滑に充実した実習ができるように努めます。
7.備考(学生へのメッセージ、購入が必要な物品等)
各自が能動的・主体的に実習に取り組み、学習が深まるよう期待しています。