地域理学療法学
科目・科目群 | 理学療法学科専門科目・基幹科目 | |||||
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科目名 | 地域理学療法学 | |||||
授業形態 | 演習 | 単位数 | 2単位 | 選択・必修 | 必修 | |
配当年次 | 3年 | 学期 | 後期 | 合計コマ数 | 30コマ | |
コース選択 | 該当なし | 他学科開講科目 | 該当なし | |||
科目責任者(学内連絡教員) | 勘林 秀行 | 学内連絡教員 | 勘林 秀行 | |||
科目担当者 | 勘林 秀行、川口 徹、藤田 智香子、橋本 淳一、長門 五城、新岡 大和 | |||||
身につける力 | 総合的実践力 | |||||
学習キーワード | 地域健康課題の理解、問題解決力 |
1.科目のねらい・目標
地域社会を基盤として行われるリハビリテーションの領域で、理学療法士が果たすべき役割と必要な知識について教授する。また、地域理学療法の様々な分野の実践に必要な基礎的技能を養う。
2.授業計画・内容・方法・準備学習等
1.授業計画
第1・2回 地域理学療法学総論
(1)地域理学療法の概念と歴史
(2)地域リハビリテーション・地域理学療法の概念
(3)地域における人々の生活
(4)社会の変化と保健・医療・福祉の動向
第3・4回 地域理学療法の関連制度と関連法規
(1)地域理学療法分野の制度
(2)地域理学療法の関連法規:医療保険制度と介護保険制度
(3)地域の社会資源、他職種連携、地域包括ケアシステム
(4)地域における理学療法士の役割と今後の展望
第5・6回 生活と環境
(1)地域で暮らす人々の生活と環境
(2)在宅生活者に対する理学療法評価の視点(様々な障害と生活)
(3)地域理学療法の基礎的な技能
(4)地域におけるリスクマネジメント
第7・8回 様々な疾患・障害と地域理学療法①
(1)高齢者の障害と理学療法
(2)難病と理学療法
(3)その他の疾患・障害と理学療法
(4)予防・健康増進と地域理学療法
第9・10回 様々な疾患・障害と地域理学療法②
(1)障がい児・者施策の現状と課題
(2)障がい児・者の生活と理学療法
第11~30回 障がい者の地域理学療法の実際
・いくつかの事例を通して、地域理学療法の実際を学ぶ。
(詳細は授業内でお知らせします)
2.方法
はじめに、地域理学療法に必要な知識について講義する。後半は、実際の事例を通して、理学療法評価からプランの作成までを、グループワーク、ディスカッション、レポート作成などを通して、主体的・実践的・双方向的に進める。
3.準備学習
基本的な理学療法の技能についてしっかりと復習しておくこと。.
3.教科書
重森健太/編:PT・OTビジュアルテキスト地域理学療法学.羊土社,ISBN978-4-7581-0797-6.2015年.
4.参考書
1)伊藤日出男,香川幸次郎:PTマニュアル地域理学療法 2版.医歯薬出版,ISBN:4263214803,2002年.
2)伊藤利之:地域リハビリテーションマニュアル第2版.三輪書店,ISBN:4895901831,2003年.
3)備酒伸彦:地域ケアを見直そう.医学書院,ISBN:4260332740,2003年.
4)吉良健司:はじめての訪問リハビリテーション.医学書院,ISBN:4260003582,2003年.
5)大田仁史:地域リハビリテーション原論Ver4.医歯薬出版,ISBN:4895903354,2009年.
6)柳澤 健:理学療法学コ゛ールト゛マスターテキスト地域理学療法学.メジカルビュー社,ISBN:978-4-7583-1114-4,2009年.
7)浅川育世:コアカリ準拠ビジュアルレクチャー地域理学療法学2版.医歯薬出版,ISBN4263214803.2002年
8)細田多穂監修:地域リハビリテーション学テキスト改訂第2版.南江堂,ISBN978-4-524-26957-0.2012年.
5.成績評価方法
授業参加状況(30%)、筆記試験(30%)、レポート(40%)
6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)
学生一人一人の実践力を高めるため、グループワークやディスカッションを多く取り入れ、双方向の授業を展開します。
7.備考(学生へのメッセージ、購入が必要な物品等)
長期の臨床実習を直前に控え、より主体的・積極的に取り組んでください。