保健概論
健康科学部3学科共通
授業科目 | 保健概論 | ||
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科目概要・形式 | 1単位 15時間 選択 | 配当年次 | 1年 後期 |
科目責任者 | 杉山克己 | 担当者 | 杉 山 克 己、戸沼由紀、鈴木美奈子(非常勤講師)、島内憲夫(非常勤講師) |
1.科目のねらい・目標
健康生成論,健康行動論,健康支援論,ヘルスプロモーション,ヘルスリテラシー等,保健学の重要な基本的な考え方等について学習し,人間の行動や文化を含めて,自分の健康と生活を守り,地域で支え合うしくみや方法について考える基盤を養う。
2.授業計画・内容
第1回 オリエンテーション(杉山)
・この授業のねらいと目標について
・授業日程について
・健康と生活を支える保健学と健康科学
第2回 健康生成論入門-新しい健康の考え方(杉山)
第3回 ヘルスプロモーションへの導入(島内・鈴木)
第4回 ヘルスプロモーションの理論(島内・鈴木)
第5回 ヘルスプロモーションの実際(島内・鈴木)
第6回 ヘルスリテラシーと保健医療福祉専門職(杉山)
第7回 健康行動と行動変容について(戸沼)
第8回 健康支援における「支援」とは(戸沼)
3.教科書
・特に指定しないが、下記の参考をはじめ、「科目のねらい・目標」に書いてあるキーワードに関連した文献に目を通して授業に臨むようにしてください。
4.参考書
・島内憲夫(編訳):(新訳)ヘルスプロモーション~WHO:オタワ憲章~、垣内出版、2013、ISBN978-4-7734-0401-2
・島内憲夫・鈴木美奈子著:ヘルスプロモーション~WHO:バンコク憲章~、垣内出版、2012、ISBN978-4773404005
・日本健康支援学会編:健康支援学入門、北大路書房、2001、ISBN978-4762822148
5.成績評価方法
・各担当教員が授業中に実施するミニレポートや課題で評価し,各教員分を平均して評価する。欠席回は0点となるので注意すること。
6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)
進め方が早いという意見があったので、授業内容をできるだけしぼって、重要な点により時間をさくように配分しました。また、オムニバスなので内容が重なっていると感じる点もあるかもしれませんが、みなさんが理解しやすいように意図的に重ねている部分もあります。
7.備考(学生へのメッセージ、学生購入物品など)
自分自身や物事の素晴らしい点に気づき、その可能性を最大限に高めることが、ヘルスプロモーションの基本です。授業や話し合いには積極的に参加するようにしましょう。