実践基礎看護技術Ⅱ
健康科学部看護学科
授業科目 | 実践基礎看護技術Ⅱ | ||
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科目概要・形式 | 1単位 30時間 必修 | 配当年次 | 1年後期 |
科目責任者 | 小池 祥太郎 |
担当者 | 小池 祥太郎 角濱 春美 木村 恵美子 藤本 真記子 福井 幸子 小林 昭子 市川 美奈子 沼田 祐子 |
1.科目のねらい・目標
「実践基礎看護技術Ⅰ」を基礎に、主に治療環境にある患者に必要な援助を行うための具体的方法について、演習を通して学ぶ。
援助技術一つひとつの基礎となる諸要素と根拠を理解する。
援助を行う中で、看護職者として必要な態度を身につける。
2.授業計画・内容
以下の内容について、援助する上で基本的な知識・技術を、実際に患者役割・看護師役割をとり、または、シミュレーターを活用し、体験的に学習する。
1・2回目 感染を予防する技術Ⅱ(無菌操作・滅菌手袋装着)
3・4回目 創傷管理の援助技術(皮膚消毒・包帯法)
5・6回目 排泄の援助技術Ⅱ(一時的導尿)
7・8回目 与薬の技術①(注射薬の準備)
9・10回目 与薬の技術②(皮下注射、筋肉内注射)
11・12・13回目 生体機能管理技術(採血)
14・15回目 与薬の技術③(点滴静脈内注射)
*( )は演習を行う予定の援助技術項目
*スケジュール等の都合により、順番が前後する場合があります
3.教科書
「実践基礎看護技術Ⅰ」と同じ。
4.参考書
授業時に紹介する。
5.成績評価方法
筆記試験50%、実技試験40%、態度10%(事前学習等の提出物の有無と内容、演習の参加態度、演習の準備・片付けの態度)
6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)
技術が確実に身に付くように技術実施時のポイントを含む動画教材を教員が作成し、事前学習・デモンストレーション・事後学習に活用できるように工夫しています。
授業評価は、項目全てにおいて大学全体の平均より高く、特に評価が高い項目は、「授業に真摯に取り組んだ」や、「シラバスに沿って展開していた」、「授業の内容に関して更に学びたくなった」でした。
これからも視聴覚教材や演習方法を工夫し、皆さんの理解を深められるよう努力していきます。
7.備考(学生へのメッセージ、学生購入物品など)
学生同士で患者・看護師役割をとって演習を行うのは、患者さんがどのような思いをされているのか、患者役割を通して理解し、看護に生かして欲しいと考えているからです。演習に臨むうえで事前学習は必須であり、また、患者役は患者としての反応を意識した言動に心がけてもらいます。自己学習では動画教材を用いるなど、積極的に学習を進めていきましょう。また、実践基礎看護技術Ⅰと同様に、準備や後片付けも協力しあい、スムーズで効率性の高い演習となるようにしましょう。