実践基礎看護技術Ⅲ
健康科学部看護学科
授業科目 | 実践基礎看護技術Ⅲ | ||
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科目概要・形式 | 1単位 30時間 必修 | 配当年次 | 2年 前期 |
科目責任者 | 木村 恵美子 |
担当者 | 木村 恵美子 藤本 真記子 小池 祥太郎 小林 昭子 市川 美奈子 沼田 祐子 |
1.科目のねらい・目標
看護の対象のもつ問題や、受ける治療等に応じた看護の実際を学ぶ。
実践基礎看護技術Ⅰ・Ⅱ、看護過程、ヘルスアセスメント等既習の知識・技術を統合し、対象の状態に合わせた援助を選択、工夫し、実施するなかで、看護ケアの具体的展開を理解する。
2.授業計画・内容
症状に対する援助技術や、治療に伴う援助技術について、自己学習を基に講義、演習を進める。演習では、互いに患者・看護師役割をとりながら、援助の実際を学ぶ。
〔1回目〕 入院患者の受け入れ〈1コマ〉
排泄を整えるケア-排尿困難がある患者へのケア〈1コマ〉
〔2回目〕 排泄を整えるケア-排尿困難がある患者へのケア〈2コマ〉
演習:膀胱留置カテーテル挿入時のケアと管理
〔3回目〕 排泄を整えるケア-排便困難がある患者へのケア〈2コマ〉
演習:摘便、浣腸
〔4・5回目〕 呼吸を整えるケア〈4コマ〉
演習:酸素吸入、薬液吸入、鼻腔・口腔内吸引 〔6回目〕 呼吸を整えるケア〈1コマ〉
栄養状態改善に向けたケア〈1コマ〉
〔7回目〕 栄養状態改善に向けたケア〈2コマ〉、死亡時のケア〈1コマ〉
演習:経鼻経腸栄養法
*演習の順番は変更する場合があります。
3.教科書
「高木永子監修:看護過程に沿った対症看護 第4版」を使用。1年後期の「看護過程」で購入済み。
4.参考書
授業時に紹介します。
5.成績評価方法
筆記試験(90%)、出席状況や提出物の内容、演習への参加状況等(10%)で評価する。
6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)
皆さんからは、興味・関心を持って積極的に授業に参加できたという評価をいただいていますが、単に学内での経験に終わらせず、2年後期の実習で活用できるよう、より臨床に近い状況などを工夫していきたいと考えています。
7.備考(学生へのメッセージ、学生購入物品など)
基礎看護学の学内における集大成とも言える科目です。これまでの知識・技術を様々な状況に合わせて引き出して行うことができるよう、事前に準備して臨んで下さい。また、演習時には、準備・後片づけを皆さんに協力していただ いています。