看護過程演習
健康科学部看護学科
授業科目 | 看護過程演習 | ||
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科目概要・形式 | 1単位 30時間 必修 | 配当年次 | 2年 前期 |
科目責任者 | 福井 幸子 |
担当者 | 福井 幸子 藤本 真記子 小池 祥太郎 小林 昭子 市川 美奈子 沼田 祐子 |
1.科目のねらい・目標
看護過程の展開方法について理解できる。
2.授業計画・内容
紙上事例の看護過程をグループワークで展開していく。
1・2回目 情報収集
3・4回目 情報収集・分析、全体像
5・6回目 全体像、看護問題の明確化
7・8回目 中間発表、計画立案
9・10回目 計画立案
11・12回目 実施・評価
13・14・15回目 発表会
3.教科書
1年後期「看護過程」で使用した教科書1)~4)と授業資料
1)茂野かおる他:系統看護学講座 専門分野Ⅰ 基礎看護学(2)基礎看護技術Ⅰ 第16版,医学書院,2015年,ISBN978-4-260-01999-6(実践基礎看護技術Ⅰで購入済み)
2)井上智子,佐藤千史編:病期・病態・重症度からみた疾患別看護過程+病態関連図,第3版,医学書院,2016年,ISBN 978-4-260-02835-6
3))NANDA-International著:NANDA-I看護診断定義と分類 2012-2014,医学書院,2012年,ISBN 978-4-260-01557-8
4) 高木永子監修:看護過程に沿った対症看護 第4版,学研メディカル秀潤社,2010年,ISBN978-4-7809-1025-4
1年前期「実践基礎看護技術Ⅰ」・1年後期「実践基礎看護技術Ⅱ」で使用したテキスト
4.参考書
1) リンダJ.カルペニート=モイエ著/新道幸恵監訳,カルペニート看護診断ハンドブック, 第10版,医学書院,2014年,ISBN 978-4-260-01877-7
2) 任和子編:改訂版 実習記録の看護過程展開ガイド -ヘンダーソン、ゴードン、NANDAの枠組みによる-,照林社,2015年,ISBN 978-4-7965-2344-8
3) 江川隆子:コンパクト新版 これなら使える看護診断 厳選NANDA-I看護診断83,医学書院,2013年,ISBN 978-4-260-01846-3
4) 阿部俊子監修:エビデンスに基づく症状別看護ケア関連図 改訂版,中央法規,2013年,ISBN 978-4-8058-3777-1
5)グロリア・M・ブレチェク他著/中木高夫他訳:看護介入分類<NIC>,南江堂,2012年,ISBN 978-4-524-25318-0
6) スー・ムアヘッド他著/江本愛子監訳:看護成果分類〈NOC〉 看護ケアを評価するための指標・測定尺度,医学書院,2010年,ISBN 978-4-260-01031-3
7) マリオン ジョンソン他著/藤村龍子監訳:看護診断・成果・介入―NANDA,NOC,NICのリンケージ, 医学書院,2009年,ISBN 978-4-260-00262-2
8)リンダJ.カルペニート=モイエ著/新道幸恵監訳,カルペニート看護診断マニュアル, 第8版,医学書院,2011年,ISBN 978-4-260-00665-1
9)ロザリンダ・アルファロールフィヴァ著:基本から学ぶ看護過程と看護診断 第7版,医学書院,2012年,ISBN 978-4-260-01689-6
5.成績評価方法
1)演習 60%(グループ評価30%、個人評価30%)
2)筆記試験 40%(前期定期試験期間中に実施)
6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)
評価項目全てにおいて、全体平均を上回っていました。アンケートの自由記述欄には、“グループメンバー全員で事例の看護過程に取り組めた、良い雰囲気で意見交換できた、達成感があった”等の肯定的な意見が多くみられました。今後も主体的・意欲的に参加できるよう、教材を含めて指導方法を工夫していきます。
7.備考(学生へのメッセージ、学生購入物品など)
1年後期科目の「看護過程」で得た基礎的知識を活用し、グループで事例を展開するので、復習して授業に臨んでください。計画した事例の援助については、実施の場面を想定して教員が患者の反応を返します。期待した結果が得られるようグループメンバー全員でディスカッションし、事例患者が抱える問題の解決に向かって取り組んでいきましょう。