ベーシックヘルスアセスメント
健康福祉学部 看護学科
授業科目 | ベーシックヘルスアセスメント | ||
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科目概要・形式 | 1単位・30時間 必修 | 配当年次 | 2年 前期 |
科目責任者 | 角濱 春美 | 担当者 | 角濱 春美、小池 祥太郎、市川 美奈子、小林 昭子、沼田 祐子 |
1.科目のねらい・目標
看護の対象の健康状態を把握する方法として、主に身体面の情報を総合的に判断するための、Physical Assessmentの技法を習得する。
2.授業計画・内容
1)授業の方法
Head to Toe(頭の先からつま先まで)の系統的なPhysical Assessmentができるようになるために、既習の人体構造機能学や実践基礎看護技術と結びつけた講義と演習を行う。患者役割・看護師役割をとり、お互いにアセスメントを行う。
1コマ目は全員で講義及びデモンストレーションを行い、2・3コマ目ではA・Bグループに分かれて演習を行う。
2)授業内容
1・2回目 フィジカル・アセスメントの看護における位置づけ、皮膚・頭部のアセスメント
3・4回目 頚部・眼のアセスメント
5・6回目 耳・鼻・呼吸音のアセスメント
7・8回目 呼吸器のアセスメント
9・10回目 心臓・血管系のアセスメント
11・12回目 腹部のアセスメント(排泄物のアセスメントと水分出納)
13・14回目 筋骨格系のアセスメント
15・16回目 意識状態・神経系のアセスメント
3.教科書
角濱春美編:看護実践のための根拠がわかる 基礎看護技術,メヂカルフレンド社,2014.ISBN978-4-8392-1585-9(実践基礎看護技術Ⅰ指定教科書、1年前期購入済)
4.参考書
参考書は初回授業時に提示する
5.成績評価方法
筆記試験(90%)、演習態度(10%)
6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)
学⽣の自⼰学習、興味、分かりやすさなど、評価項目全てにおいて平均を超えており、満⾜できる授業であると評価されている。予習資料の事前配布、授業内容に沿った教科書を作成した努⼒が評価されていると考えている。理解を深めるために技術習得のためのDVDを開発しており、打診音や心音・呼吸音の実際が確認できるようにし、これを自己学習やデモンストレーションに活用している。
事前学習の充実と、スムーズな演習の運営を行い、興味を持って楽しく学べ、看護実践に役立つと確信できるような授業を目指していきたい。
7.備考(学生へのメッセージ、学生購入物品など)
聴診器(1年次に購入済み)、バスタオルを使用するため、持参すること。