老年看護援助論Ⅱ
健康科学部看護学科
授業科目 | 老年看護援助論Ⅱ | ||
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科目概要・形式 | 1単位・30時間 必修 | 配当年次 | 2年 後期 |
科目責任者 | 福岡 裕美子 | 担当者 | 福岡 裕美子・長内 志津子・木村 ゆかり |
1.科目のねらい・目標
1)老年期特有の健康障害の成り立ちと診断・治療過程における援助方法を理解する。
2)老年期にある人の健康障害の段階に適した援助方法を自立支援の視点から理解する。
3)老年期に特有の健康障害について事例の看護過程の展開を通して,アセスメント・
援助方法を考える。
2.授業計画・内容
第1回目 検査・治療、薬物療法を受ける高齢者の看護
第2回目 疾患を持つ高齢者への看護①<脳血管障害、パーキンソン症候群>
第3回目 疾患を持つ高齢者への看護②<感染症:インフルエンザ、肺炎、感染性胃腸炎>
第4回目 疾患を持つ高齢者への看護③<骨粗鬆症・骨折>
第5回目 疾患を持つ高齢者への看護④<褥瘡・心不全>
第6回目 疾患を持つ高齢者への看護⑤<視覚障害、前立腺肥大症>
第7回目 認知機能の障害に対する看護①<うつ、せん妄>
第8回目 認知機能の障害に対する看護②<認知症>
第9回目 終末期における看護
第10回目 生活・療養の場における看護の展開
在宅高齢者・家族への看護
第11~13回目 演習:①高齢者の生活援助、②事例を通した高齢者の看護の展開③演習の振り返り
第14回目 高齢者のリスクマネジメント
3.教科書
1)北川公子他:系統看護学講座専門分野Ⅱ 老年看護学第8版、医学書院、2015、
ISBN 978-4-260-01815-9
2)山田律子編集:生活機能からみた老年看護過程第3版、医学書院、2016、
ISBN978-4-260-02836-3
3)亀井智子編集:根拠と事故防止からみた老年看護技術第2版、医学書院、2016、
ISBN978-4-260-02498-3
上記3冊は前期にて購入済
4.参考書
その他の参考書は講義の際,随時提示する。
5.成績評価方法
定期試験(80%)、演習・レポート(15%)、参加状況(5%)で評価する。
6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)
高齢者の健康障害の特徴を理解するために、事例を紹介したり体験学習を取り入れて工夫しています。
7.備考(学生へのメッセージ、学生購入物品など)
演習時は,白衣,ナースシューズを着用してくること。