小児看護援助論
健康科学部看護学科
授業科目 | 小児看護援助論 | ||
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科目概要・形式 | 1単位30時間 必修 | 配当年次 | 3年前期 |
科目責任者 | 田中 栄利子 | 担当者 | 田中 栄利子、谷川 涼子、伊藤 耕嗣 |
1.科目のねらい・目標
小児看護概論や小児に関する科目での基礎的知識をもとに、子どもの健康障害の特徴および疾病・障がいなどが子どもとその家族に及ぼす影響を学習し、子どもの健康レベルに応じた看護を提供するための知識・技術を習得する。
2.授業計画・内容
第1~2回 健康障害が子どもと家族に及ぼす影響、成長・発達に合わせた看護
第3回 小児看護における看護過程
第4~5回 健康障害をもつ子どもと家族への看護(1)
(子どもによくみられる症状と看護)
第6~7回 急性期の症状で入院となった子どもと家族に対する援助
第8~9回 健康障害をもつ子どもと家族への看護(2)
(慢性的な経過をたどる疾患の特徴、主な症状と看護)
第10~11回 慢性疾患を抱える子どもと家族に対する援助
第12~13回 子どもを対象とした看護技術演習
(身体計測、バイタルサイン測定、授乳、清潔ケア など)
第14~15回 健康障害をもつ子どもと家族への看護(3)
(低出生体重児とその家族、手術を受ける子どもと家族)
3.教科書
松尾宣武・濱中喜代(編集)「新体系看護学全書 小児看護学② 健康障害をもつ小児の看護」、メヂカルフレンド社、第5版/2015年. ISBN 978-4-8392-3286-3 (2年次後期購入)
松尾宣武・濱中喜代(編集)「新体系看護学全書 小児看護学① 小児看護学概論・小児保健」、メヂカルフレンド社、第5版/2015年. ISBN 978-4-8392-3285-6 (1年次後期購入)
4.参考書
適宜、授業等で紹介する。
5.成績評価方法
定期試験(70%)、課題レポート(20%)、授業(演習も含む)への参加度(10%)
6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)
授業評価では比較的高い評価を得ています。広範囲にわたる科目ですが、事前学習や復習をし、自主的に学んだ学生から「学びは大きい」と評価されていますので、皆さん頑張って取り組んでいきましょう。
7.備考(学生へのメッセージ、学生購入物品など)
小児看護概論や既習学習科目(人体構造機能学、人間発達援助論)などを踏まえて講義が展開されます。しっかり復習して授業に臨んでください。
小児看護技術の演習は実習に役立つ内容ですので、実習前には本科目の演習資料をもとに復習してください。