発達援助実習Ⅱ(老年看護)
健康科学部看護学科
授業科目 | 発達援助実習Ⅱ(老年看護) | ||
---|---|---|---|
科目概要・形式 | 2単位 90時間 選択 | 配当年次 | 3年後期 |
科目責任者 | 長内 志津子 |
担当者 | 長内 志津子・福岡 裕美子・木村 ゆかり |
1.科目のねらい・目標
目 的:高齢者の特徴(身体的,心理・精神的,社会的)を理解した上で,健康レベルに応じた疾病の回復を促すとともに,その人らしい生活を送るための看護援助ができる。
目 標
1)高齢者の加齢に伴う変化と,健康障害を理解できる。
2)入院という環境の変化が高齢者に及ぼす影響を理解し,高齢者にとって望ましい入院環境を整えることができる。
3)高齢者の健康障害に応じた援助および,健康の維持・増進、疾病を予防するための援助ができる。
4)QOLを維持し,その人らしい日常生活を送れるように援助できる。
5)高齢者と家族を取り巻く保健医療福祉システムの現状を知り,関係者との協働,連携が理解できる。
6)専門職業人としての関わりの中で,高齢者看護の課題に気づくことができる。
2.授業計画・内容
1)実習施設
・社団法人慈恵会 青森慈恵会病院
・医療法人芙蓉会 村上病院
・あおもり保健生活協同組合 あおもり協立病院
2)実習期間
第1クール:平成29年10月23日~11月3日
第2クール:平成29年11月6日~11月17日
第3クール:平成29年11月27日~12月8日
3)実習内容
・原則として,老年期にある患者1名を受け持ち,教員・実習指導者の指導のもとに,看護過程を展開する。
・別途実習要項を提示し,それをもとに学習課題を明確にし,実習を進める。
3.教科書
実習で使用するので,購入してください。
1)山田律子編集:生活機能からみた老年看護過程第3版,医学書院,2016,
ISBN 978-4-260-02836-3
2)亀井智子編集:根拠と事故防止からみた老年看護技術第2版,医学書院,2016,
ISBN 978-4-260-02498-3
4.参考書
5.成績評価方法
実習の取り組みと内容、実習記録、レポートなどによる総合評価
6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)
看護過程展開では老年看護援助論の資料も活用し,受け持ち対象者の身体的,心理・精神的,社会的特徴を理解できるようにしています。
7.備考(学生へのメッセージ、学生購入物品など)
・受け持ち患者に必要な看護技術は,事前学習を十分行って実習に臨みましょう。また,受け持ち患者以外の高齢者とも積極的にコミュニケーションを図り,学びを深めてください。