ペリネイタルケア
健康科学部看護学科
授業科目 | ペリネイタルケア | ||
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科目概要・形式 | 1単位 15時間 選択 (他学科選択可) | 配当年次 | 3年後期 |
科目責任者 | 田中 栄利子 |
担当者 | 田中 栄利子、佐藤 愛、伊藤 耕嗣、網塚 貴介 |
1.科目のねらい・目標
わが国の社会情勢を踏まえ、これからの高齢化社会を支えるためにも、子どもの健康はより一層重要とされてきている。この科目では、人間としてのはじまりである新生児期を中心に、低出生体重児や早産児も含めてその特徴やケアについて学習する。また、家族への育児指導、社会資源の活用、生命倫理(バイオエシックス)などについても考えていく。
2.授業計画・内容
第1回 新生児とは
(新生児の分類、新生児の発育と発達、先天異常と遺伝)
生命倫理
第2回 胎児期の特徴と看護
(胎児発育、胎児の成熟過程、胎児の健康、子宮内胎児発育遅延、胎児機能不全)
第3回 新生児期の看護
(保育環境、看護の原則、日常の看護、家族への援助)
第4回 低出生体重児の特徴と看護
第5回 健康障害をもつ新生児の看護
第6~7回 青森県の周産期医療の現状
3.教科書
特に指定しない
必要時、母性看護援助論、小児看護援助論、母性および小児疾病治療論で用いた教科書を用いる。
4.参考書
仁志田博司(著)「新生児学入門 (第4版)」医学書院、2012.、ISBN 978-4-260-01433-5
仁志田博司(編)「出生をめぐるバイオエシックス-周産期の臨床にみる「母と子のいのち」メジカルビュ-社、1999、ISBN 978-4-89553-807-7
5.成績評価方法
定期試験(90%)、参加態度(10%)
6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)
青森県の周産期医療の課題も踏まえて学んでいきます。
7.備考(学生へのメッセージ、学生購入物品など)
子どもの誕生に関わるところであり、母性看護学、小児看護学双方の知識をさらに深めて学ぶため、自己学習(予習・復習)して臨んでください。