地域保健展開実習
健康科学部 看護学科
授業科目 | 地域保健展開実習 | ||
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科目概要・形式 | 3単位 135時間 保健学コース必修 |
配当年次 | 4年 前期 |
科目責任者 | 千葉 敦子 |
担当者 | 千葉 敦子・古川 照美・戸沼 由紀 |
1.科目のねらい・目標
地域で生活している人々を対象とした地域保健活動及び地域看護活動の展開に必要な知識、技術、態度を身につける実習とする。とくに、地域の家族を単位とした事例及び集団を対象とした健康生活支援を体験する。また、地域の健康課題や健康政策及び地区管理、健康危機管理の実際を学ぶ。
2.授業計画・内容
1)保健所実習 1週間
(1)地域の人々の生活と健康を多角的にアセスメントする
(2)広域的・専門的な保健活動の実際を理解する
(3)健康水準を高める広域的・専門的な社会資源開発・システム化・施策化を理解する
(4)広域的な地域の健康危機管理の実際を理解する
(5)活動の展開に必要な基礎的態度を培う
2)市町村実習 2週間
(1)地域診断を実践し、地域の健康課題を明確化する
(2)地域の健康課題解決のための活動を展開し、評価を行う
(3)地域の健康増進能力を高める支援と協働、組織活動の実際を理解する
(4)地域の健康水準を高める社会資源開発・システム化・施策化を理解する
(5)地域の健康危機管理の実際を理解する
(6)活動の展開に必要な基礎的態度を培う
3)産業保健実習 1日間
(1)産業衛生活動を支える安全衛生管理体制の実際を理解する
(2)就労者の健康問題を労働と職場環境の特性と関連づけて理解する
(3)産業保健における産業看護職の役割・機能を理解する
3.教科書
ありません。これまで学んだ地域看護学関連のテキストを参考にしてください。
4.参考書
5.成績評価方法
実習態度、実習記録(レポート含む)の内容、実習指導者評価、学生自己評価を総合的に評価する。配分は保健所実習30%、市町村実習60%、産業保健実習10%とする。
6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)
3つの場で実習を行います。それぞれの特性をよく理解し、場の特性に応じた保健師の機能と役割を学びましょう。
7.備考(学生へのメッセージ、学生購入物品など)
保健学コースの実習です