神経内科学
健康科学部理学療法学科
授業科目 | 神経内科学 | ||
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科目概要・形式 | 2単位 30時間 必修 (他学科選択可) | 配当年次 | 2年後期 |
科目責任者 | 尾﨑 勇 |
担当者 | 尾﨑 勇 |
1.科目のねらい・目標
大まかな臨床神経解剖学・症候学を学ぶ。
脳・神経・筋疾患の病態生理、症状、症候、予後などについて,国家試験出題レベルの知識をもつ。
主な脳・神経・筋疾患における臨床検査・画像検査異常について知識を持つ。
2.授業計画・内容
1) オリエンテーションと神経症候学Ⅰ(脳神経系)
2) 神経症候学Ⅱ(運動系,反射,感覚系,基底核系,小脳系)
3) 臨床検査( 画像 、脳波、 神経伝導検査、筋電図、髄液検査)
4) 大脳変性疾患、認知症
5) 脳血管障害
6) 錐体外路疾患 Ⅰ (パーキンソン病)
7) 錐体外路疾患 Ⅱ(パーキンソン症候群、 多系統萎縮症)
8) 脊髄小脳変性症
9) 脱髄疾患(多発性硬化症ほか)
10) 運動ニューロン疾患
11) ミオパチー (筋ジストロフィー、筋炎、筋無力症)
12) ミエロパチー(脊髄炎ほか)
13) ニューロパチー(末梢神経炎)
14) まとめ
【筆記試験を課す】
3.教科書
江藤文夫、飯島 節編:「神経内科学テキスト (改訂第3版)」,南江堂,2011年,ISBN 978-4-524-26215-1
4.参考書
鈴木則宏、荒木信夫編:「講義録 神経学」, メジカルビュー社 ,2007 年, ISBN9784758300650)
井村裕夫編:「わかりやすい内科学 (第4版)」,2014年, ISBN 978-4-8306-2030-0
平山恵造監修:「臨床神経内科学(第6版)」, 南山堂,2016年,ISBN 978-4-525-24766-9
川平 和美編:「神経内科学第4版 (標準理学療法学・作業療法学 専門基礎分野)」,医学書院 , 2013年,ISBN:978-4-260-01866-1
5.成績評価方法
毎回の小テストを行うほか,定期試験を行い評価する。
6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)
聞き取れないときや理解できないときには,遠慮なく手を上げて「もう一度話して下さい」と合図して下さい。
7.備考(学生へのメッセージ、学生購入物品など)
講義資料のカラー版は、インターネット経由でも閲覧・取得可能。総論の講義前に、1年のときに学んだ神経系の生理学について復習しておくこと。毎回の小テストの成績が定期試験の成績に反映されますので,日頃からよく復習して下さい。