神経障害理学療法学実習
健康科学部理学療法学科
授業科目 | 神経障害理学療法学実習 | ||
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科目概要・形式 | 1単位 45時間 必修 | 配当年次 | 2年 後期 |
科目責任者 | 盛田寛明 |
担当者 | 川口 徹、橋本淳一、新岡大和、木村文佳、盛田寛明 |
1.科目のねらい・目標
成人中枢神経疾患に対する運動療法の理論と実際について,実習をとおして理解する。
中枢神経系機能の異常がもたらす運動障害について,その運動機能回復の促進の基礎理論とその応用について,実習をとおして理解する。
2.授業計画・内容
第1回
・神経学的検査法
・姿勢反応テスト
第2回
・脳卒中の姿勢評価・動作分析
第3回
・脳卒中理学療法における問題点抽出,方針・目標設定
第4回
・急性期のポジショニング・関節可動域エクササイズ
第5回
・片麻痺者の基本動作
第6回
・片麻痺者の応用動作
第7回
・片麻痺者の治療学Ⅰ
第8回
・片麻痺者の治療学Ⅱ
第9回
・パーキンソン病へのアプローチ
第10回
・神経難病・失調症へのアプローチ
第11回
・総復習
3.教科書
原 寛美, 他 (編). 脳卒中理学療法の理論と技術 改定第2版. メジカルビュー. 2016. (ISBN: 9784758317061)
4.参考書
・田崎義昭. ベッドサイドの神経の診かた. 南山堂. 2016. (ISBN: 9784525247980)
・石川 朗 (編). 理学療法テキスト神経障害理学療法学Ⅰ. 中山書店. 2011. (ISBN: 9784521732312)
・石川 朗 (編). 理学療法テキスト神経障害理学療法学Ⅱ. 中山書店. 2011. (ISBN: 9784521732329)
・福井圀彦, 他 (編). 脳卒中最前線 第4版. 医歯薬出版. 2014. (ISBN: 9784263213360)
5.成績評価方法
最終実技試験(口頭試問含む)にて評価する。
6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)
昨年度の授業はおおむね好評であったものの,授業前後の自主的な学習が不十分な学生が見受けられた。したがって,今年度の授業においては,授業や課題の内容を改善・工夫することにより,受講者の自主的な学習を促進するよう努める。
7.備考(学生へのメッセージ、学生購入物品など)
3年前期の「臨床評価実習」および3年後期から始まる「総合臨床実習」を念頭において臨むこと。
ジャージ・Tシャツなど動きやすい服装にすること。