介護福祉論
健康科学部社会福祉学科
授業科目 | 介護福祉論 | ||
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科目概要・形式 | 2単位 30時間 必修 | 配当年次 | 1年後期 |
科目責任者 | 児玉 寛子 |
担当者 | 児玉 寛子、加賀谷 真紀 |
1.科目のねらい・目標
1.介護の概念や対象及びその理念等について理解する。
2.介護過程における介護の技法や介護予防の基本的考え方について理解する。
3.終末期ケアの在り方(人間観や倫理を含む)について理解する。
4.要介護者にとって好ましい介護環境の在り方を理解する。
2.授業計画・内容
第 1~ 7回
・介護の概念と範囲(社会福祉士が介護を学ぶ必要性、介護概念の広がり)
・介護の理念(わが国の介護制度の流れ、介護の原理性、介護実践の倫理)
・介護の対象(介護を必要とする人間の理解)
・介護予防の必要性(介護予防システムと介護従事者の役割)
・介護予防事業
・介護過程の概要(介護活動における過程とその展開)
第 8~15回
・介護の技法(身辺介護の技法)
・介護の技法(コミュニケーションの技法)
・介護の技法(レクリエーションの技法)
・介護の技法(生活自立の拡大)
・終末期ケアの基本的考え方(ターミナルケア、ホスヒ゜スケアとは、ホスヒ゜スケアの基本的な考え方・基準)
・終末期ケアにおける人間観と倫理(ホスヒ゜スケアの要件、内容、チームアフ゜ローチの必要性及び各職種 の役割)
・終末期ケアの実際(高齢者のターミナルケアの実際、家族へのケアについて、精神面からみたターミナルケア)
・介護のための住環境(要介護者に対する住環境の整備)
3.教科書
東 康祐、渡辺道代 編著:『高齢者に対する支援と介護保険制度(第3版)』、弘文堂、2015年、ISBN 9787-4-335-61169-8
4.参考書
専門書や資料等、その都度提示する。
5.成績評価方法
(1)試験成績(中間試験と定期試験) 80% (2)授業への参加態度 20%により評価する。
6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)
重要なポイントについては、復習プリント等を用いて繰り返し説明する。
7.備考(学生へのメッセージ、学生購入物品など)
オムニバス形式で授業を行ないます。前半は講義とグループワーク、後半は講義の他、実際の介護動作についても学びます。いずれも主体的な姿勢で臨んでください。