精神保健福祉援助実習指導Ⅰ
健康科学部社会福祉学科
授業科目 | 精神保健福祉援助実習指導Ⅰ | ||
---|---|---|---|
科目概要・形式 | 1単位・45時間 選択 | 配当年次 | 3年 後期 |
科目責任者 | 石田賢哉 | 担当者 | 石田賢哉 坂下智恵 大山博史 山田伸 |
1.科目のねらい・目標
①精神保健福祉援助実習Ⅰの意義について理解する
②精神障害者のおかれている現状を理解し、その生活の実態や生活上の困難について理解する
③精神保健福祉援助実習Ⅰに係る個別指導及び集団指導を通して、精神保健福祉援助に係る知識と技術について具体的かつ実際的に理解し実践的な技術等を体得する
④精神保健福祉士として求められる資質、技能、倫理、自己に求められる課題把握等、総合的に対応できる能力を習得する
⑤具体的な体験や援助活動を、専門的知識及び技術として概念化し理論化し体系立てていくことができる能力を涵養する
2.授業計画・内容
1)~2)精神保健福祉援助実習Ⅰと精神保健福祉援助実習指導Ⅰにおける個別指導及び集団指導の 意義 (集団指導)
3)~5)精神保健医療福祉の現状(利用者理解を含む)に関する基本的理解(集団指導)
6)~7)精神保健医療福祉の現状(利用者理解を含む)に関する基本的理解(個別指導)
8)実際に実習を行う施設・機関・事業者・団体・地域社会等に関する基本的な理解(集団指導)
9)現場体験学習及び見学実習(集団指導)
10)実習先で必要とされる精神保健福祉援助に係る専門的知識と技術に関する理解(集団指導)
11)精神保健福祉士に求められる職業倫理と法的責務に関する理解(集団指導)
12)~16)実習生、実習担当教員、実習先の実習指導者との三者協議を踏まえた実習計画の作成個別指導(個別指導)
17)~18)実習生、実習担当教員、実習先の実習指導者との三者協議を踏まえた実習計画の作成個別指導(集団指導)
19)実習における個人のプライバシー保護と守秘義務の理解(個人情報保護法の理解を含む)(集団指導)
20)「実習記録ノート」への記録内容及び記録方法に関する理解(個別指導)
21)巡回指導(訪問指導、スーパービジョン)
22)~23)実習記録や実習体験を踏まえた課題の整理と実習総括レポートの作成(個別指導)
3.教科書
荒田寛ほか編:PSW実習ハンドブック―実習生のための手引き.へるす出版,2013(ISBN 978-4-89269-791-3)
4.参考書
5.成績評価方法
実習の事前・事後学習の態度・姿勢 (30%)
実習目的の明確化および課題の自覚化の程度、学生個々人の目標達成状況および総括の内容、自己覚知の状況(70%)
6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)
実習に関する学生の希望を、積極的に実習指導のなかにとりいれる。