食品衛生学実験
健康福祉学部 栄養学科
授業科目 | 食品衛生学実験 | ||
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科目概要・形式 | 1単位・45時間 必修 | 配当年次 | 2年 後期 |
科目責任者 | 井澤 弘美 |
担当者 | 井澤 弘美 |
1.科目のねらい・目標
食品衛生学の講義の理解を深めるため、食品添加物、食品の鮮度、細菌性食中毒、その他食品の衛生にかかわる実験を行い、学んだ知識を実証します。実験項目は、給食経営管理において大切な衛生管理業務に関連した役立つ実験を行います。
2.授業計画・内容
[午後の講義時間(3,4,5,6限)を使った連続実験を6回行います]
1)微生物と衛生(1):微生物の取り扱いの基礎(滅菌・殺菌・消毒法、無菌操作など)
環境中の微生物の検出
食品の一般生菌、大腸菌群の測定
調理器具の衛生検査
2)微生物と衛生(2):グラム染色
3)食品添加物試験: 保存料(定性試験)
着色料(同定)
発色剤(定量試験)
4)食品の鮮度試験: 魚の鮮度試験(K値、ヒスタミン定量)
卵の鮮度試験
水分活性
5)規格等試験: 乳の規格試験
水質試験
油脂の劣化(酸価、過酸化物価)
6)施設の衛生管理、自然毒の検出:
HACCPに基づく生物汚染試験
植物毒の検出
3.教科書
なし。随時プリント配布
4.参考書
藤田修三、山田恭正 編:食品環境実験50、医歯薬出版(2004)
その他、図書館に配架されている食品衛生学実験および関連図書
5.成績評価方法
実験項目ごとのレポートにより評価する。
6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)
学生実験の総仕上げとして、また給食経営管理実習等で役立つ授業を目指します。