臨床栄養学実習Ⅰ
健康科学部栄養学科
授業科目 | 臨床栄養学実習Ⅰ | ||
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科目概要・形式 | 1単位・45時間 必修 | 配当年次 | 3年 前期 |
科目責任者 | 齋藤 長徳 |
担当者 | 齋藤 長徳 |
1.科目のねらい・目標
臨床栄養学総論・各論Ⅰ・各論Ⅱで学習したことを基本に、各疾病症例に対し、栄養ケアプランに基づいた食事計画を立て、実際に調整し、食し、評価することで実践的能力を体得する。特に医療施設における展開食の献立作成と調理の実践を行う。
2.授業計画・内容
第1回:実習ガイダンス・実習準備
実習方法の説明。各種帳票類の説明。展開食の作成
第2回:調理実習・展開食献立作成①
一般治療食(形態別:流動~全粥食)
第3回:調理実習・展開食献立作成②
エネルギーコントロール食(食品成分表と糖尿病食品交換表別)
第4回:調理実習・展開食献立作成③
易消化食(消化管術後食含む)
第5回:調理実習・展開食献立作成④
脂質コントロール食(エネルギー・塩分も調整)
第6回:調理実習・展開食献立作成⑤
塩分コントロール食(塩分調整食品も使用)
第7回:調理実習・展開食献立作成⑥
たんぱく質コントロール食(塩分調整・特殊食品含む)
第8回:調理実習・展開食献立作成⑦
嚥下困難食(トロミ剤のデモンストレーション含む)
各回において、病院用特殊調整食品の試食または使用調理をする。
臨床栄養学各論Ⅱの進行状況に応じて変更する場合あり。
3.教科書
本学作成実習ノート、適宜資料配布
4.参考書
臨床栄養総論、臨床栄養学各論使用教科書(2年次前期購入済)
臨床栄養学各論Ⅱ使用「糖尿病食事療法のための食品交換表」と「第8版腎臓病食品交換表―治療食の基準―」(3年次前期購入済)
5.成績評価方法
レポート、ノート70%、参加態度30%
6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)
可能な限り実践を踏まえた実習とするので、積極的に臨んでください。
7.備考(学生へのメッセージ、学生購入物品など)
展開献立作成と調理を組み合わせた授業となります。
医療機関を目指す学生は、特に重要な授業となり、栄養管理とともに重要な治療食を学習します。
病院管理栄養士としての基本的知識と実践の取得にがんばりましょう。