教職論
健康科学部栄養学科
授業科目 | 教職論 | ||
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科目概要・形式 | 2単位・30時間 選択 | 配当年次 | 3年後期 |
科目責任者 | 森本 洋介 | 担当者 | 森本 洋介 |
1.科目のねらい・目標
本講義では、現在教職を取り巻く諸状況に関して、制度及び実態の両面に視点を当てて、複眼的に考察し、その本質を読み解いていく試みを行う。受講生は、教職を取り巻く環境や教育を改善するための教員政策の形成、教員に求められる資質・能力などについて、的確な理解ができるようになる。
2.授業計画・内容
第1回 教職の現状について考える(自己分析)
第2回 教職は一般の人々からどのように見られているか
第3回 教職の現状について考える(実態を知る)
第4回 教員の養成・採用・研修
第5回 教師の同僚性
第6回 教師と地域・保護者への対応の在り方
第7回 現行教育改革の背景と理念①(近年の学習指導要領の観点から)
第8回 現行教育改革の背景と理念②(PISA型学力とは何か)
第9回 現行教育改革の背景と理念③(学力低下論についての疑義)
第10回 これからの教師に求められる姿勢と教育方法(アクティブラーニングの考え方)
第11回 テクスト分析(ニュース項目を対象に)
第12回 問題解決型学習(問題提起編)
第13回 問題解決型学習(解決編)
第14回 子どもの発想を活かす制作の授業について検討する
第15回 試験および試験問題の意図等の解説、授業への講評
3.教科書
なし。毎回の授業で資料を配布する。
4.参考書
各回の授業で適宜紹介する。
5.成績評価方法
テスト(50%)、制作物(30%)および授業への参加度(20%)から総合的に判断する。
6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)
寄せられたコメントを基に適宜改善・工夫を行う。本授業ではほぼ毎回アクティブラーニングを導入し、視聴覚教材も活用することで、受講生の積極的な授業参加を促している。
7.備考(学生へのメッセージ、学生購入物品など)
教員と学生、学生同士での議論が授業の中心になる。受講者数や授業の進行状況によって、授業計画・内容を修正することがありうる。その際は適宜説明する。