女性生殖生理学
健康科学部看護学科
授業科目 | 女性生殖生理学 | ||
---|---|---|---|
科目概要・形式 | 1単位 15時間 助産学コース必修 | 配当年次 | 3年後期 |
科目責任者 | 大村 倫子 | 担当者 | 森川 晶子(非常勤) 鈴木 由美子(非常勤) |
1.科目のねらい・目標
周産期の女性に多く見られる疾患の理解に必要な生殖器系の形態と機能について理解できる。受精から分娩へと向かう妊娠の維持機構について胎児・母体の変化、分娩のメカニズム、産褥期の回復過程について、形態・機能・免疫・内分泌的関与から理解できる。
2.授業計画・内容
〔森川 非常勤講師 県立中央病院産婦人科部長〕
1.生殖器の形態・解剖(骨産道、軟産道、子宮筋組織と妊娠分娩期の変化、骨盤底筋群、付属器)
2.生殖機能と内分泌(性周期とホルモン分泌・作用)
3.不妊症 一般不妊治療(タイミング療法、薬物療法、手術療法、人工授精)、高度生殖医療(GFT、IVF-ET、ICSI、代理懐胎)
4.妊娠の成立と維持機構(発生から妊娠の維持)
5.遺伝学(出生前診断と遺伝相談)、先天異常(染色体異常、先天奇形)
〔鈴木 非常勤講師 国立病院機構仙台医療センター附属看護助産学校 助産学科教育主事〕 6.分娩の機序 7.分娩経過
3.教科書
我部山キヨ子:助産学講座2 基礎助産学[2] 母子の基礎科学、 第5版、医学書院、2014 ISBN 9784260018371
4.参考書
荒木勤:改訂22版 最新産科学 正常編 文光堂 2012 ISBN 9784830631191
病気が見える⑨婦人科・乳腺外科 第3版 MEDIC MEDIA ISBN 9784896324624
病気が見える⑩産科 第2版 MEDIC MEDIA ISBN 9784896322620
前原澄子制作代表:3次元CG 周産期診断・分娩介助教育システム 正常編、メディカ出版、2012 ISBN9784840440257
前原澄子制作代表:3次元CG 周産期診断・分娩介助教育システム 異常編、メディカ出版、2012 ISBN9784840440264
5.成績評価方法
筆記試験の成績
6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)
質問は講義中いつでもしてください
7.備考(学生へのメッセージ、学生購入物品など)
助産学の基礎となる科目です。予習・復習を十分にしてください