周産期医学Ⅰ
健康科学部看護学科
授業科目 | 周産期医学Ⅰ | ||
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科目概要・形式 | 1単位 15時間 助産学コース必修 | 配当年次 | 3年後期 |
科目責任者 | 大村 倫子 | 担当者 | 松倉 大輔 平岡 友良 |
1.科目のねらい・目標
妊娠・分娩・産褥にある女性や更年期の女性におこりやすい異常(疾患)の診断と治療について理解できる。
2.授業計画・内容
〔松倉 非常勤講師〕
1.妊娠の異常(切迫早産、子宮外妊娠、絨毛性疾患、常位胎盤剥離、前置胎盤、羊水の異常)
2.胎児超音波検査、胎児疾患、CTGの読み方
3.産科手術(帝王切開、産道損傷、癒着胎盤)と産科麻酔
4.合併症妊娠(婦人科疾患;筋腫、子宮がん、性器奇形、子宮の位置異常)(内分泌疾患、血液疾患)
5.分娩の異常(分娩の三要素の異常、異常出血)、分娩促進・誘導
6.産褥の異常(乳腺炎、血栓塞栓症、DIC・HELLPE症候群、合併症妊娠の産褥管理
〔平岡 非常勤講師〕
7.妊娠・産褥期に生じる精神疾患の診断と治療を概説
精神病性障害、気分障害、神経症性障害、摂食障害など
周産期の精神疾患にたいする薬物療法の原則
身体的治療と母乳哺育
3.教科書
我部山キヨ子、武谷雄二編:助産学講座2 基礎助産学[2] 母子の基礎科学、第5版、医学書院、2014 ISBN 9784260018371
4.参考書
病気が見える⑨婦人科・乳腺外科 第3版 MEDIC MEDIA ISBN 978896324624
病気がみえる⑩産科 第2版 MEDIC MEDIA ISBN 9784896322620
岡村州博編:産褥期精神病 看護のための最新医学講座15巻 産科疾患 中山書店、2005 ISBN 4521624413
5.成績評価方法
筆記試験の成績
6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)
積極的に学ぶことを期待します。
7.備考(学生へのメッセージ、学生購入物品など)
平岡先生の「精神疾患の診断と治療の概説」は4年次・前期に「母性心理社会学」とあわせて行います。忘れず出席してください。