助産学実習
授業科目 | 助産学実習 | ||
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科目概要・形式 | 7単位 315時間 助産学コース必修 | 配当年次 | 4年通年 |
科目責任者 | 大村倫子 |
担当者 | 大村倫子、高橋由美子、熊坂美紀 新助手 |
1.科目のねらい・目標
マタニティサイクルにある妊産褥婦・新生児およびその家族の健康生活を援助するために必要な知識・技術・態度を修得し、助産過程を展開し基本的な実践能力を養う。専門職として助産師の役割や責務を自覚した行動がとれるように学ぶ。
2.授業計画・内容
1)実習施設
八戸市立市民病院
八戸赤十字病院
県立中央病院
国立病院機構弘前病院
むつ総合病院
きこキッズ助産院
2)実習方法
集中実習:7週間(夏期休暇中から開始となるグループもある)
実習期間:8月21日~12月1日の期間の7週間が実習期間となる(各病院において期間が異なる)
(産婦の入院を待機し分娩介助するために、実習は夜間・土日・祝日におよぶことがある)
(実習期間後に継続事例家庭訪問・母子の健診を行う)
上記期間において助産所実習を3日間行なう。
3)実習内容
病院実習
・正常分娩の介助を、10例以上行なう。分娩介助をする母子を入院から退院までケアを行なう。
・帝王切開術による出産の母子を1例受け持つ。
・1人の妊婦を継続的に受け持ち、妊婦健診、分娩介助、退院まで母子をケアする。その母子を産後2週間以内に家
庭訪問し、健康診断・保健指導をおこなう。
・産科外来において妊婦健診および保健指導をする。
・母親学級等に参加し、集団指導のあり方を学ぶ。
・入院中の褥婦に指導(褥婦の退院後の生活・家族計画・育児・沐浴指導など)を行う
助産所実習
・助産所における分娩・妊婦ケア・新生児ケア・助産管理を学ぶ。
実習前オリエンテーション;実習前週 実施
3.教科書
我部山キヨ子、武谷雄二編:助産学講座1~10(購入済み)
鈴木幸子、吉沢豊予子編:マタニティアセスメントガイド 新訂第4版、真興交易、2016、ISBN9784880032528 荒木勤:改定第22版 最新産科学 正常編 文光堂、ISBN9784830631191 (3年次購入済み) 荒木勤:改定第22版 最新産科学 異常編 文光堂 ISBN 9784830631214 (3年次購入済み)
青木康子他編:実践マタニティ診断 第4版医学書院、2016、ISBN978-4-260-02493-8
吉沢豊予子他:新訂第4版マタニティアセスメントガイド 真興交易医書出版部 2016 ISBN978-4-88003-252-8
4.参考書
新道幸惠他:母性の心理社会的側面と看護ケア 医学書院 1990(購入済み)
サリー・インチ バースライツ メディカ出版 1992 ISBN4895736261
5.成績評価方法
課題レポート・実習記録・技術評価表・分娩介助件数・態度・出席状況を総合して評価
6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)
学生個人の実習目標達成に応じて指導するよう心がけています。
7.備考(学生へのメッセージ、学生購入物品など)
実習は待機が含まれ、夜間・土日・祝日に及ぶことがあります。また、宿泊待機になります。自らの健康管理を充分にして、チームワークをとり積極的に実習に臨んでください。
実習にかかる費用(生活費交通費等含む)は実習病院によって異なりますので、コース選択者全学生で折半となります。また、「助産管理」として「看護マネージメント実習」を読み替えますのでこの実習も同様とします。
実習場所については、科目責任者が決定配置します。