佐藤 伸
(R6.7.25更新)
教授 佐藤 伸 サトウ シン(Shin SATO)
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<所属> ・健康科学部:栄養学科 ・健康科学研究科:基礎研究・実用技術領域 博士前期・後期課程
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<連絡先> s_sato3@(@以下にms.auhw.ac.jpを加えてください)
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<研究業績などはこちらから> Researchmapページ研究室紹介ページ |
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自己PR
当研究室では「食成分の未知なる生理調節機能を解明し、疾病予防に役立てる」ことです。
●学部4年生の卒業論文研究では、研究も大切ですが、卒業論文研究を通して『調べる力、ディスカッションする力、まとめる力、そして、プレゼンする力』を身につけることを目標としています。
●大学院生の研究をご紹介します。妊娠期や授乳期に母体の栄養状態が悪いと、生まれた子は、成長後に肥満や糖尿病などを高率に発症します。そのような母から生まれる子の疾病を予防できないかと、実験的にラットの糖・脂質代謝に及ぼす影響を調べています。また、潰瘍性大腸炎の予防に資する食成分を探索しています。この疾患の治療薬は開発されていますが、私たちは食成分による予防を試みています。
●研究室では、毎日毎日、研究だけをしているわけではありません。時に、みんなで食事に出かけたり、誕生会を開いてお祝いしたりと、楽しくやっています。
学位
□博士(環境科学)
研究キーワード
□ 妊娠期・授乳期低栄養
□ エピジェネティック制御
□ 植物由来ポリフェノール化合物
□ AMP活性化プロテインキナーゼ
□ 潰瘍性大腸炎
□ マクロファージ浸潤
□ オートファジー
主な担当科目とその概要
□生化学1および2
生体内の糖質、脂質、アミノ酸・タンパク質および核酸の化学構造、性質、機能、代謝などを学修します。さらに、生命現象における生体物質の働きを分子レベルで理解し、その内容を説明できる能力を身につけることを目標としています。
□生化学実験1および2
生命現象に欠かせない酵素の活性測定、糖質や脂質の抽出と同定およびタンパク質の分離に関する実験を通して、糖質、脂質ならびにタンパク質・アミノ酸の特徴や性質を学修します。
□分子栄養学
生命活動について、分子レベルから、遺伝子の構造や発現、栄養素による遺伝子発現の制御機構、タンパク質の合成や分解、さらに糖や脂質代謝などにかかわる現象を学修し、説明できるようになることを目標とします。
□生活と環境
衣食住などの生活環境が人の健康や日常生活にいかなる影響を及ぼすかを学修します。その上で、人間と環境の相互依存の関係を通して今後の私たちの健康の保持・増進や環境保全のあり方を考え、提案できることを目標としています。
□卒業研究
卒業論文研究を通して『調べる力、ディスカッションする力、まとめる力、そして、プレゼンする力』を身につけることを目標としています。