看護実践研究室
(R6.2.28更新)
対人ケアマネジメント領域 博士前期・後期課程
教授 福井 幸子 フクイ サチコ(Sachiko Fukui) |
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<連絡先> s_fukui@auhw.ac.jp |
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当研究室を紹介します
看護実践研究室では、看護実践を支える理論や倫理について探究し、研究課題への取り組みをサポートします。社会の変化に伴い、求める看護の姿にも変化が生じていますが、普遍的な看護を基軸に据え、看護実践のあり方について研究していきます。
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主な研究テーマ
□ 看護実践に関する研究
これまで、重症心身障がい児の尿漏れ防止のためのおむつの当て方や、人工股関節置換術後の安楽な側臥位保持の検証など、効果的な看護実践方法について臨床看護師の研究をサポー
トしてきましたが、今後も継続して臨床で発生している研究課題を支援していきます。
□ 感染症患者に対する倫理的行動に関する研究
差別や偏見を受けやすい感染症患者は、医療機関においても倫理的に問題となる対応を受けています。そのため看護師が意識的に為すべき倫理的行動について尺度開発に取り組んでい
ます。
□ 標準予防策に関する研究
看護学生や訪問看護看護師を対象とした標準予防策の実態調査の実施と、職業感染予防のための携帯用医療廃棄容器を開発し、職業感染予防のための研究を実施しました。
研究キーワード
□ 感染症患者
□ 看護師
□ 看護倫理
□ 標準予防策
□ 訪問看護
□ インタビュー
□ 質問紙調査
教員が担当している主な科目
□ 看護理論特論(修士)
□ 看護倫理学(修士)
□ 機能看護学 特論・演習(修士)
□ 特別研究(修士)
□ 看護学研究特論(博士)
□ 特別講義(博士)
□ 特別演習(博士)
□ ヒューマンケア科学特論(博士)
院生の研究テーマ・研究実績
□ わが国における 2 型糖尿病患者の自己効力感を高める患者教育に関する文献研究
小出るみ子,福井幸子,青森保健医療福祉研究,3 巻2号,1- 8頁,2022年3月
□ 脳卒中患者の再発予防教育に関する文献検討 ~患者教育に関する研究の現状と課題
福士裕紀,日本ニューロサイエンス看護学会誌,7巻, 29-37頁,2021年9月
□ 軽症脳卒中患者の行動変容ステージの変化と影響要因 ー減塩行動に焦点を当てた質問紙調査からの考察ー,
福士裕紀,青森中央学院大学研究紀要,35号,161-176頁,2022年3月
院生の声
日々の臨床における看護師としての取り組みから、疾病の再発予防に関する研究における些細な疑問についても研究を行うことで、よりよい看護が提供することにつながり、患者さんへ還元されていきます。大学院で学ぶことで、看護における‟深み”を実感することができると思います。
当研究室への進学を希望する方へ
現場での取り組みで抱いた疑問を解決するために、理論や倫理を学び、視野を広げていくことで、その場限りの看護ではなく、その後の看護に深みを持たせるものと思います。そして、苦労しながらも大学院で培った能力や人とのつながりは、その後の人生に豊かさを与えてくれるものと思います。
研究協力者募集
検討中