地域保健研究室
(R6.3.30更新)
保健・医療・福祉システム領域 博士前期・後期課程
教授 古川 照美 コガワ テルミ(Terumi Kogawa) |
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<連絡先> t_kogawa@(@以下にms.auhw.ac.jpを加えてください) |
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教員紹介ページ |
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https://researchmap.jp/read0074775 |
当研究室を紹介します
青森県内各地をフィールドとして、主に生活習慣病予防をテーマに親子のかかわりのなかから、こどもの頃からのよい生活習慣の確立と行政施策につながる支援方法を探っています。 地域の人たちからたくさんの協力を得ながら、地域の人たちによい結果を還元できるよう、研究に取り組んでいます。 生活習慣病予防、ヘルスリテラシーに関する研究、社会参 加活動に関する研究や組織のソーシャル・キャピタル、子育て環境など、いずれも地域での保健・医 療・福祉に関する活動の中から浮かび上がる課題の解決への示唆を得るような研究です。
生活習慣病予防健診を市町村の共同事業として 実施し、研究として健康課題解決につなげます。 |
子どもをとりまく環境要因に着目し、 環境の創出や健康的公共政策につなげます。 |
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主な研究テーマ
□ 子どもの頃からの生活習慣病予防に関する研究
□ 健康的な社会環境創出・共創に関する研究
研究キーワード
□ 生活習慣病予防
□ 子育て環境と施策
□ 包括ケアシステム
教員が担当している主な科目
□ ヘルスプロモーション特論
ヘルスプロモーションの原理、方法、評価法についての理解を深化させ、国内外の実践的活動から健康課題
解決につながる方策について検討する。
□ ヘルスプロモーション活動演習
地域におけるヘルスプロモーション活動やそれにつながるテーマをとりあげて、実際的な地域診断を行うなど、地域の顕在的、潜在的健康課題を明確化する分析方法、研究方法について探究する。
□ 公衆衛生学特論
公衆衛生学全般について基礎となる総合的事項を習得し、さらに特定の個別分野における理解を深める。
個別的には、総合的事項として、保健統計、予防医学、医療経済学を修得する。また特定分野として、循環器疾患等の予防・管理、学校保健、母子保健、歯科保健、並びに薬事にかかわる公衆衛生学を理解する。
院生の研究テーマ・研究実績
□ Relationship of preschoolers' chronotype with arental sleep habits and consideration of sleep behavior (2023)
□ 健康経営に取り組む企業社員の生活習慣、ヘルスリテラシー、ソーシャル・キャピタルの関連 (2023)
□ 一市の特定健康診査・特定保健指導における減酒支援 ~保健指導実施者の減酒支援前後の態度~ (2022)
□ 地方自治体で先駆的に減酒支援を実践した保健指導実施者の態度 (2021)
□ ボディイメージの歪みに関連する要因 (2020)
□ 地域高齢者と在宅保健師の社会参加活動の継続要因 (2017)
院生の声
□ 和気あいあいとした雰囲気でみんなと助け合い、相談しながら研究をすすめています。 みんなで頑張っていける、そんな研究室です。
当研究室への進学を希望する方へ
日頃の地域保健活動の中で、事業の評価をどうしたらよいか、成果としてどのようにあらわしていったらよいか、また、もう一度勉強してみたい、もう少し深く調べてみたいと思っている方がいましたら、ご相談ください。本大学院では、公衆衛生・疫学の著名な先生方による贅沢な講義もたくさんあります。
研究協力者募集
当研究室では、研究に協力していただける方を募集しています。