保健社会研究室

(R6.8.30更新)

顔写真

保健・医療・福祉政策システム領域

博士前期・後期課程

 

教授

瀧澤 透

タキザワ トオル(Tohru Takizawa)

<連絡先>

t_takizawa@(@以下にauhw.ac.jpを加えてください)

教員紹介ページこのリンクは別ウィンドウで開きます

 

Researchmapこのリンクは別ウィンドウで開きます

 

 

当研究室を紹介します

 保健社会研究室では、広く保健学や社会福祉学について研究しています。社会における健康問題を把握する方法の一つとして保健統計を用いることがあります。本研究室では、公的病院の再編統合の地域差、16~18歳の望まない妊娠に関する都道府県間の比較、昭和30年代の催眠剤自殺のアクセス制限、中学生のいじめ自殺の性差・学年差、病床機能転換の史的研究などについて公的な統計を用いて分析・検討を行ってきました。

 また地域での調査も少なくなく、これまで青森県三戸町、田子町、六戸町、佐井村、鶴田町、秋田県旧由利町などで携わったことがあります。これらは町村が主体で行う調査の分析を担ったり、また研究室が主体として実施したものもあります。三戸町は平成16、平成22、平成30、令和5年と足掛け20年間ほど関わっております。

 なお海外での研究は若干あり、インド(オリッサ州)で若者の結婚観の研究が、またオーストラリア(メルボルン)では死因究明に関する訪問調査(反町教授との共同研究)があります。

 このほかソーシャルワークの形成過程の研究として、ハリエット・M・バートレットに関する研究があります。また最近ではスクールソーシャルワークに関する研究を始めました。このように研究テーマは非常に広範囲であることが、保健社会学の特徴のひとつと言えるでしょう。

主な研究テーマ

□いじめ自殺に関する研究

 新聞報道を用いて、児童生徒のいじめが関連した自殺の実態を量的に明らかにした。いじめ自殺は中学2年1学期に多く、時期としては7月上旬、曜日は水曜日に多かった。男女比は男性が多いが、もともとの児童生徒の自殺は男性に多かったことから統計的に性差があるとは言えなかった。

 

 

研究キーワード

□ 学校保健

□ ソーシャルワークの形成過程

□ スクールソーシャルワーク

□ いじめ自殺

 

 

教員が担当している主な科目

□ 保健・医療・福祉学研究特論(分担)

 

 

院生の研究テーマ・研究実績

 

 

 

 

当研究室への進学を希望する方へ

研究によって、貴方にだけたどり着けることができる学術上の世界があります。また論文は、貴方によって得られた知見を社会に還元することであり、多くの方々と共有することができます。教員は道案内の役目、伴走者の役目を果たします。

 

 

 

 

 

研究室一覧へ戻る

ページの先頭へ

ホームへ戻る