学科長あいさつ
「食べる」(栄養・食)を通じて、地域の健康に一緒に貢献しませんか。
栄養とは、外部から食物を摂取し、含まれる栄養素を体内に取り込み、代謝を通じて、生命を維持する一連の営みをいいます。この適切な営みによって生体の恒常性が保たれ、生命活動が維持され、健康的な生涯を全うできます。よって栄養は健康や疾病と深く関わり、管理栄養士は、栄養の専門職として人々の健康長寿、人間らしく生きるの願いに応えるのです。
少子高齢化や情報化社会の中で食や栄養問題が多く存在し、これらは個々に違いがあり、複雑化しています。また今は、保健・医療・福祉・教育などの場で広く栄養が注目され、さまざまな制度やシステムが新設・上方修正されています。本学科は、これらに専門的知識と技術・意欲を持って実践できる管理栄養士の育成に注力しています。
カリキュラムは、「人間総合科学科目」「専門科目」「健康科学部共通科目」で構成し、4つの力(自らを高める力、専門的知識に根差した実践力、創造力、統合的実践力)を育成しています。
「食べる」(栄養・食)を以って、「生きる」(生命と健康)の課題に情熱的に対峙し、人や地域に貢献したい学生を学科教員一同お待ちしております。
栄養学科長 齋藤長徳 教授
管理栄養士
旧常盤村出身。病院等の勤務を経て、本学に2009年4月より勤務。
専門分野:給食経営管理、臨床栄養
研究分野:栄養士制度、災害時の栄養・食支援